【後編】牛乳月間記念!参りましたヨ「南房総ミルクツーリズム」【episode.2】

牛乳月間記念!参りましたヨ「南房総ミルクツーリズム」episode.2

朝も昼も夜も牛乳のモー!全国の皆様いつだっておはモーございます。

6月の牛乳月間を記念して生まれた、森永乳業さんプレゼンツ「南房総ミルクツーリズム」。episode.2では、日本酪農発祥の地を訪ね、日本ではめずらしい白牛さんに会いに行ったレポートを。

episode.1でお訪ねした須藤牧場さんのホルスタイン母さん
episode.1でお訪ねした
須藤牧場さんのホルスタイン母さん

牛好きミルク好きの参加者のボルテージは上がりっぱなし。
チーズ好きのわたくし?もちろんミルクも牛も大好き。だってチーズを作るにはミルクが必要で、ミルクを得るには家畜が必要で、つまりは酪農あってのチーズだから。

お昼はお野菜たっぷりミルクカレーうどんだよ!

さてさてさすがにお腹が空いた参加者のみなさん。時は午後2時。
お次はミルクカレーうどんですヤッター!

とその前に。

モ~1軒立ち寄ったのは丸山郵便局。焼杉の壁に囲われた黒い郵便局をバックに、酪農発祥の地にちなんだ「白牛」を表現する可愛い郵便ポストが待っています。白牛ポストは葉書を投函(かん)すると「モ~!」と鳴るのですぞ。牛好きのみなさまの鼻息が荒い。

バスの中でも楽しめるよう、用意された2枚のカードに訪れたスポットのシールを貼り、体験の満足度や学び度をこれまたシールで表して、完成したカードは各自宅に届けるべく丸山郵便局の白牛ポストに投函、すかさず「モ~!」と鳴る×40回。

なんですかこの楽しい仕掛けは。手作りシールも手が込んでる。ミルカウ姐さん夜鍋したんだろうな、感謝だし~。

南房総の地図に訪れたスポットのシールを貼っていきます
南房総の地図に訪れたスポットの
シールを貼っていきます
モ~と鳴く!?白牛さんポストに皆さん興味津々
モ~と鳴く!?
白牛さんポストに皆さん興味津々
ミルクカレーうどんとピクルスにから揚げにおにぎり!地場野菜が鮮やか
ミルクカレーうどんとピクルスに
から揚げにおにぎり!
地場野菜が鮮やか
丸山郵便局の焼杉の壁がカッコイイ
丸山郵便局の焼杉の壁がカッコイイ
ひなの里入り口にも牛さんが、ミルク缶が
ひなの里入り口にも
牛さんが、ミルク缶が

かくして腹ペコでミルクカレーうどんにたどり着いた私たち。

玉ねぎ・かぼちゃ・ズッキーニ、ナスと初夏の地場野菜たっぷり、房総ミルクの無塩バター入りミルクカレーうどん。クリーミーで満足満腹満点、この後眠くなりそう~なんておしゃべりしながら、はじめましてだった参加者が少しずつ打ち解けてきた道の駅三芳村の鄙(ひな)の里・まほろばキッチン午後3時。バスはいよいよ南房総ミルクツーリズムのクライマックス、日本酪農発祥の地へ。

酪農のさと・みねおかいきいき館と白牛のたふたふ

平地の多い千葉の中でも標高450メートルほどの丸山エリア。酪農のさと・みねおかいきいき館に着くころには、「八代将軍徳川吉宗がインドから日本に初めて白牛を導入した」ことをしっかり学んだみなさん。

ご案内いただいた芳賀さんから「白牛を見たことがある人~?」のお声がけに約半数の方が手を上げました。
ええ?こんなにみなさん白牛見に来た事あるんだ…さすがミルク牛ラバーのツアーだわね…と周囲を観察しますと、耳標*のピアスを付けている方、牛乳パックでこさえた肩掛けポーチを下げている方、牛柄のお洋服の方、須藤牧場にいるジャージー牛「もーにゃ」ちゃんぬいぐるみと一緒に参加している合田さん、そして近畿日本ツーリストの添乗(てんじょう)員さんネクタイが牛柄(このツアーに添乗するためにネクタイ買ってくださったんですって!良いね)ミルク推しウシ推し強火担*集合~。

日本酪農発祥の中心地でミルク愛を叫ぶツアーとはまさにこのこと。

*耳標…日本のすべての牛さんが耳に付けている黄色いタグ。牛の戸籍と履歴がわかる大事な10桁のCow Number

*強火担(つよびたん)…特定のアイドルやキャラクターを熱狂的かつ情熱的に応援しているファンのこと。ミルクツーリズムでは「牛そして牛乳」を激推しするひとのこと

恐れ多し日本酪農発祥の地
恐れ多し日本酪農発祥の地
もーにゃちゃん(須藤牧場在住)と合田さん
推し牛「もーにゃ」ちゃん(須藤牧場在住)の、
世界に1つのぬいぐるみと
合田さん
いやし系白牛さん
いやし系白牛さん

3頭の白牛はゼブ種、日本では大変珍しい牛さんで大きな大きなゴールデンレトリバーみたいな、いやし系。首のタフタフを触りたい。アイドルばりに写真を撮られる白牛さんでしたが、そんなこたぁ慣れっこな様子で牧草をハムハムしています。

敷地内にある「千葉県酪農資料館」に入ると、300年の日本酪農の歴史に想いを馳せられる展示の数々。
丁度、お訪ねしたばかりの須藤牧場農場長、原さんの娘さんの「酪農ポスター」も展示中。力作!原さんは「ミルクのケビン THE MOVIE」を創作されたミルクマイスター®高砂さんとともにNPO法人酪農乳業ネットワーク協会「うしミル」を立ち上げられたばかり。酪農の未来をつなぐひと。

千葉県酪農資料館
千葉県酪農資料館
ご案内くださったのは
「酪農のさと いきいき館」の
芳賀さん(左)
れんがの建物がまた良いのですな
れんがの建物が
また良いのですな
原正則さん 娘さんの力作(写真下)と一緒に「はいミルク」!
原正則さん
娘さんの力作(下)と
一緒に「はいミルク」!

八代将軍吉宗お気に入りのデザート?嶺岡豆腐(みねおかとうふ)を作ってみよう

約300年前に白牛の乳を煮詰めて作られていたという「白牛酪(はくぎゅうらく)」。当時は薬とし食べられていたとのことですが、現代では「みねおか豆腐」と呼ばれ日本の乳製品文化の一つとして高く評価されているんですよと芳賀さん(上記写真参照)。
江戸城で搾乳(さくにゅう:ミルクをしぼること)が始まったあかつきには、くず粉を混ぜて豆腐のように固めたものを吉宗さんが好まれたと言われているそうです。

さぁ、6人一組に分かれて、みねおか豆腐作りにチャレンジ。

<材料>6人分 
・牛乳 400ミリリットル ・くず粉 30グラム ・かたくり粉 15グラム ・植物性生クリーム200ミリリットル

作り方は上記材料をよーく混ぜて中火でしっかり練り上げる、といったところですがこの練るとき、火加減、練り上げの強度は、やってみないとわからない領域。デモンストレーションをじーーーっと見て、レッツトライ。交代しながら「まぜまぜ、ねりねり」なかなか楽しい。
なお、植物性生クリームを使うほうがさっぱりしているとのことですが、お好みで動物性生クリームでも良いとのこと。

レクチャーしてくださったのは河上さん熟練の「ねりねり」
レクチャーしてくださったのは
川上さん熟練の「ねりねり」
ご夫妻そろって牛乳パックのサコッシュでご参加
ご夫妻そろって牛乳パックの
サコッシュでご参加
見た目はパンナコッタ的な「みねおか豆腐」
見た目はパンナコッタ的な
「みねおか豆腐」

出来上がった熱々のミルクの塊を氷水で冷やして、お手製いちごジャムをとろりとかけて。シンプルだけどねっとりしたパンナコッタみたい。沖縄の「じーまみ豆腐」的食感。
使用した75℃15秒殺菌の牛乳がまたすこぶる美味しい。好きな牛乳の殺菌温度帯なのでウキウキしてしまうおゆりです。
吉宗さんもこの「みねおか豆腐」を食べていたのかモ~と300年の歴史に想いを馳せて。

練り上がりのタイミングが難しい
練り上がりのタイミングが
難しい
なにを隠そうおゆりのバッグも牛柄です
なにを隠そう
おゆりのバッグも
牛柄です
手作りいちごジャムが飲みたいくらいのおいしさ
手作りいちごジャムが
飲みたいくらいのおいしさ

文字通りミルク愛で満たされ、お腹も胸もいっぱいでみねおか豆腐作り体験は無事終了。ご準備くださった酪農の里・いきいき体験館の皆様、牛さん酪農家さんメーカーさん流通業者さんにありがとうを。

タビアトにもお楽しみが待っている

こうしてバスは最後の旅程「道の駅富楽里とみやま」へ。旬を迎えた房総びわや地場野菜、房総みやげを買って、あとは東京駅に帰るだけ。
朝は知らない人同士で静かだったバスが、どっぷりミルクに浸った1日の楽しかった空気感をまとって走る不思議。南房総ミルクツーリズムオリジナルカードにシールを貼って、マイベストスポットを選んで貼って、今日1日の作業や体験はすべて おしまい。
車窓からの緑の田んぼや里山の風景を後にして、南房総市観光協会多田さんたちに手を振り、海ほたるを渡りバスは夜の東京へと帰ってきました。

びわのシーズン真っ盛りグッとタイミング
びわのシーズン真っ盛りグッとタイミング
一日添乗員もーにゃちゃんもお疲れ様
一日添乗員もーにゃちゃんもお疲れ様

数日後2枚のカードが自宅に届くのを待つという、タビアトにも楽しめる仕掛けをもって、南房総ミルクツーリズム完結。いやはや、モー烈に充実のミルク旅。
知るほどに、ミルクがモ~っと特別になった1日。

東京駅とお土産入りの袋でほわほわした気分で帰宅
東京駅とお土産入りの袋で
ほわほわした気分で帰宅
タビアトのお楽しみ葉書が届いたよ
タビアトのお楽しみ葉書が届いたよ

エピローグ ミルク旅の終わりに

これまでお仕事で、ライフワークで日本全国ひいてはヨーロッパまで牛やチーズを追って旅をしてきたわたくしですが、白牛に会ったのも初めて、みねおか豆腐作りも初めて、須藤牧場さんもはじめまして。楽しそう!の気持ちだけで参加したものの、リーフレットや届いたオリジナルカードを見ては旅を思い出し、楽しすぎた…!と反芻(はんすう)中のタビアト。

1台のバスが「ミルクとウシと酪農と人を接続した12時間」このミラクルミルクツーリズムを実現させた立役者のみなさまに、最大級のありがとうを送りたいです。

徳川吉宗公、よもや300年後の日本で貴殿の愛した「みねおか豆腐」に大喜びの酪農女史が出現するなんて思いもしなかったでしょうね。

これにて、おゆりの南房総乳酪白牛ばなし、完結。

いやはや、参りましたヨ!カカンッ(閉幕を告げる拍子木の音)

いま読んだ内容に関連している記事

こちらの記事もいかがですか

前の記事へ

【前編】「南房総ミルクツーリズム2026」に参加してきました!五感で学んだ、ミルクの歴史とリアル