【百年酪農PLUS+】きたぜ!農業高校畜産科!【vol.3】

百年酪農PLUS+vol.3 きたぜ!農業高校畜産科!

(リード)

  1. 農業高校畜産科、いざ入学!
  2. はじめての畜産科 
  3. 意味不明と思っていた高校進学の印象は、「らくのう」で一転
  4. 変化は人生を充実させるためにある
 

1.農業高校畜産科、いざ入学!

ついに農業高校へ入学の日です。

実家から片道2時間半かかる学校に毎日通うのは、お金的にも時間的にも負担が大きかったので、高校に隣接する「みどり寮」に入って3年間を過ごすことにしていました。

親元を離れて、なじみのない土地で、思春期男子声も顔も知らない同世代と集団生活。ドキドキとワクワクが混ざった落ち着かない気持ちで、最低限必要な荷物と布団を持って、入学式の朝、親の運転する車に乗って農業高校まで行きました。

わくわくとどきどきの農業高校入学式

およそ25haという聞きなじみのない単位の広大な学校の中に、私が入学した畜産科だけでなく、他にも園芸科、生活科、農業機械科、生物工学科、食品科、緑地土木科といった各学科が、それぞれの特徴的な勉強をするための施設を持っています。

例えば、畑やビニールハウス。なんか料理を行うっぽい施設、機械庫のほかにもよくわからない建物がいっぱいありました。

 

2.はじめての畜産科

そんな中でも、畜産科の農場は、校舎からいちばん離れたところにありました。

入学式の後の学校案内の時間に、ぞろぞろと1年生40人で列を作って農場に行きました。農場に近づくにつれて、学校から聞こえていた大勢の生徒が出す声や音はだんだん聞こえなくなりました。

代わりに、かぎなれない独特のにおい。そして、機械の動く音に混じって、動物の鳴き声らしき音も大きくなってきました。

約10分くらい歩いて着いた農場には、私がテレビで見たあの白と黒の牛「ホルスタイン」だけでなく、全身真っ黒な「ワギュウ」やピンク色をした「ブタ」、そしてイメージと違う、「茶色のニワトリ」やとても大きな「ウマ」もいました。

そんな、動物たちを飼うための建物の横には、これまで見たことのなかった、キラキラと葉っぱの光る草だけがきれいに生えた広い空き地がありました。

目に入るものすべてが「はじめて」でした。

目に入るものがどれもはじめての光景。農業高校畜産科!

 

3.意味不明と思っていた高校進学の印象は、「らくのう」で一転

私にとって学校といえば、椅子に座って黒板と向き合い、毎日先生の授業をノートに書きうつし、何のためか誰のためかもわからないテストをするところでした。

それこそ小学生の頃は、友だちの知らない漢字を書ける!とか、友だちより九九を早く覚えた!のように競う事が勉強のやる気につながっていました。

しかし、生活するうえでいつ使うのかわからない内容を習うようになってから、気が付けばやる気は落ち、テストで点が取れなくなり、それがさらに勉強をさける原因になっていました。

そんな中でも楽しかったことを言うなら、スマホや携帯電話なんてなかった私たちにとって、学校は友だちに会えて土日に遊ぶ約束ができる集合場所で、給食が食べられて、体育や部活動が楽しいくらいの場所でした。

義務教育が終わって、理由もわからず、さらに難しい勉強をするために3年間学校に通うなんて意味不明でした。

   

でも、私は「らくのう」をテレビで知って興味を持ち、「らくのう」を勉強できる高校の存在を知って進学しました。

ついに足を踏み入れた農業高校に、私はとても興奮しました。

知りたい!勉強したい!!今日からここが私の通う学校なんだ!!

ついに農業高校生活スタートするんだ!!!

 

4.変化は人生を充実させるためにある

新しいもの、新しい環境は必ずといってもいいほど変化という刺激を与えてくれます。それは願って手に入れる場合もあれば、不意に訪れるものもあります。自分にとって、良い変化となるものも、悪い変化となるものもあって、性質はさまざまです。

歳を取るにつれて「穏便にー・・・」なんて思ってしまうことが増えた気もしますが、それでもやっぱりあの時感じた「自分で勝ち取った高揚感」を忘れずに、チャレンジしていきたいと思っています。

中学時代の退屈だった勉強も、難しい人間関係も、それら「学び」をより多く身につけ力としていき、より良い変化を自分自身で勝ち取り人生を充実させていくためにあったのだと、今なら実感を持って言い切ることができます。


春!希望に満ちた新生活!!

次回、ついに始まる農場実習!!!

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