世界のミルクドリンクって何がある?
みるしをご覧のみなさんこんにちは。
牛乳をこよなく愛する
グラフィックデザイナーの
ミルクマイスター®高砂です。
先日、惜しまれつつも
大盛況のうちに会期を終えた大阪・関西万博に、
すべり込みで行かせていただくことができました。

万博といえば、各国のパビリオンでの貴重な文化財の展示や
最先端の科学技術を活用した体験はもちろん、
普段はなかなか食べることができない世界のグルメが楽しめるのも魅力です!
今回の万博でも、
会場内で色々なミルクドリンクを見つけることができました。
世界ではその地域の文化に合わせた形で、
ミルクのアレンジが独自に進化し、楽しまれています。
さぁ万博会場ではどんなミルクドリンクがあったか
見ていきましょう〜!

会場でまず初めに見つけたのが、ネパールレストランエリアにあった「ラッシー」です。
日本のインド料理屋さんでは必ずと言っていいほど置いてある
甘酸っぱい味が特徴のミルクドリンクです。
なんでネパールレストランエリアなのにインドのラッシーが?と
疑問に思うかもしれませんが、
日本でインド料理店をやっているのは、ほとんどがネパールの方なのだとか。
バナナラッシー、マンゴーラッシーなど果物との相性がよく、
アレンジも多彩で、子どもから大人まで幅広い世代に人気。
スパイスの効いたピリ辛なカレーのお供にも最高です!
ラッシーは、ヨーグルトをベースに水や牛乳を加えてできたミルクドリンクで、
紀元前1,000年頃の文献にも記録が残るほど、古代インドから伝わる歴史ある飲み物だそう。
ヒンディー語で飲み物を意味する「Rasah(ラサ)」が語源と考えられているそうです。
暑い地域だからこそ、
熱中症対策と同時に汗から流れ出る栄養の補給に
欠かせない存在なのでしょう。

さて次に発見したミルクドリンクは、台湾のフード販売エリアにありました!
「四季春(烏龍茶)ミルク」。
台湾と言えば、タピオカミルクティーが大人気。
日本でも一時的なブームに収まらず、
今ではすっかり定着しています。
台湾では、牛乳と烏龍茶をブレンドする文化があります。
その歴史は比較的浅く、1980年代に屋台から誕生したと言われています。
四季春という台湾の温暖な気候を活かした
四季を通じて収穫ができる烏龍茶。
タピオカミルクティーは黒糖などで加糖されているのが多いですが、
これはミルクの優しい甘さのみで、
華やかな香りと深みのある後味で大人な味。とても美味しい!
使用する烏龍茶の種類によってもきっと味は違うでしょうから
色んな茶葉の烏龍茶ミルクも試してみたいと感じました。

次にやってきたのは、韓国の物販コーナー。
やっぱりありました!「バナナウユ」。
「ウユ」は韓国で牛乳という意味で、
バナナの甘さとミルクのまろやかさがミックスされた韓国の定番ミルクドリンクです。
誕生は1970年代。牛乳に馴染みが薄かった
韓国国民にどうにか牛乳を飲んでもらえないかと、
当時は高級品だったバナナの風味をつけて販売され大ヒットしたのだそう。
今では韓国の若者を中心に、絶大な人気を誇る国民的ミルクドリンクです。
他にもイチゴウユも。
日本から韓国へ旅行に行く観光客も韓国名物としてバナナウユは
必ず飲んでくるという方も多いそう。
万博での様々なミルクドリンクとの出会いを通じて、
世界の食文化におけるミルクの重要性を、
その一部ではありますが、確かに感じることができました。
さらに、ミルクはそれ自体で完結するのではなく、
野菜や果実をはじめとする様々な農産物と密接な『つながり』を
持っていることを改めて発見いたしました。
この気づきを機に、
ミルクや酪農が持つ、他の食文化や農業との関わりについて、
これから本格的に掘り下げてまいります!
レッツ!うしミル!

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