材料ひとつ!20分でできた!おうちでバターを作ってみよう!
![]()
「milushi みるし」をご覧のみなさん、こんにちは。
ライターのサオリス・ユーフラテスです。
ふだん何気なく食べているバター。
実はおうちで簡単に手作りできるって知っていましたか?
今回は10歳の娘とお友だちと一緒に、生クリームでバター作りに挑戦。
さらに「牛乳でも作れるの?」という疑問も検証してみました!
準備するもの
必要なものはたったこれだけ!
- ふた付きの容器(中身が見える硬めのプラスチック製で、しっかり締まる「ネジふた」がおすすめ)
- 乳脂肪分40%以上の生クリーム(種類別「クリーム」のこと)
注意点
・バターを作るときにはパッケージに「種類別:クリーム」と書かれているものを選ぶこと!
・生クリームは使う直前に冷蔵庫から出すこと。温度は12℃程度が理想です!!
- 割りばし
- バターミルクを取っておく器
- ペーパータオル
作り方は6ステップ(「milushi みるし」編集部監修)
- 冷えた生クリームを容器の3分の1くらいまで入れる。
- ふたをしっかり閉める。
- 上下にシェイク!数分で液体の音がしなくなってきます。
- ふたを開けて割りばしで練る。しばらくすると、急に液体と固まりに分離!
- 出てきた液体(バターミルク)を別の容器に移す。
- バターをペーパータオルに移して、水分を取ったら完成!
いざ、生クリームで実験!
100円ショップで買った500mlのふた付き容器に、生クリームを100mlずつ入れて娘とお友だちふたりの3人でスタート。
ふたを閉めて、みんなでシェイクシェイク!
「疲れた〜」なんて言いながらも、なんだか楽しい時間。
![]()
5分ほど経つと、急にチャポチャポという音がしなくなりました。
ふたを開けてみると、サラサラだった生クリームがもったりホイップ状に。
ここから割りばしで、ひたすら練り練り。
おしゃべりしながら続けること15分、突然バシャッと水分が出てきました。
![]()
「えっ!何これ、水が出てきた!」と子どもたち大興奮。
ポロポロとカッテージチーズのような塊ができて「ほんとにバターだ!」と大盛り上がりです。
さらに練るとポロポロが滑らかにまとまってきました。
100mlの生クリームから約50gのバターができました。
![]()
クラッカーにのせて食べてみると、本当にバター。
無塩だから「ミルクみたいな味」「バタークッキーの味がする!」と子どもたち。
塩をちょっとのせたらいつものバターの味になりました。
残ったバターミルクを飲んだ娘いわく「甘さ控えめのバニラアイスの味」。
なるほど、言い得て妙!
![]()
牛乳でも作れる?
結論からいうと、一般に販売されている牛乳ではバターは作れません。
でも、ノンホモジナイズド牛乳(ノンホモ牛乳)なら作れるんです。
一般に販売されている牛乳は「ホモジナイズ」という処理で脂肪の粒が細かく均一にされています。
だから振っても脂肪同士がくっつきにくい。
一方、ノンホモ牛乳はこの処理をしていないので、脂肪の粒が大きいまま残っていて、振ると集まってバターになります。
というわけで、品揃えが豊富なお店で入手したノンホモ牛乳(乳脂肪分3.5%以上)で実験。
同じ方法で振ってみました。
ところが、20分経ってもシャバシャバのまま。
30分後、諦めの境地でふたを開けてみると容器に白いつぶつぶが。
かき集めて食べてみると、ほんのり甘いミルクの味。
たしかにバターです!
ただし量は、測れないほどごくわずかでした。
容器に残った牛乳を飲んでみると、なんだか薄い……。
乳脂肪分は牛乳の味を左右するのだと実感しました。
![]()
なぜこんなに違うの?
理由は脂肪分の差。
生クリームの乳脂肪分は40%以上、牛乳は約3.5%。
バターは乳脂肪の粒がくっつき合ってできるので、脂肪分が多いほどたくさん取れるというわけです。
ノンホモ牛乳でもバターはできるけれど、本当に「ほんのちょっと」。
「バター作ったぞ!」と手応えを感じたいのなら、生クリームの方がおすすめです。
ちなみに「牛乳」は、牛さんからしぼったミルクを成分調整せずにそのまま殺菌したもの。
🐮参考情報🐮
🌐牛乳の分類「成分無調整牛乳」、「成分調整牛乳」、「低脂肪牛乳」、「無脂肪牛乳」、「加工乳」および「乳飲料」の違いを教えてください。(森永乳業株式会社ウェブサイト「よくいただくご質問」)
「バター」は、ミルクに含まれる脂肪分を約29倍に濃縮して作られているんです。
栄養がギュッと詰まっているんですね!
おうちで、できたてバターを楽しもう!
特別な道具は必要なし。
家にあるふた付き容器と、スーパーで手に入る生クリームがあれば、できたてのバターが味わえます。
振って、練って、分離する瞬間の驚き。
自分で作ったバターは、ほんのりミルクの味がして、牛さんを少し身近に感じることができた気がします。
子どもも大人もワクワクできる、楽しくておいしい実験です。
自分たちで作ってみると、いつも食べているバターには牛さんのミルクの恵がギュウ(牛)っと凝縮されていることや、ミルクからバターを作る工程の大変さがわかります。
ミルクを届けてくれる牛さんや、バターを作ってくれるひとたちへの感謝の気持ちが湧いてきました。
次の週末、お子さんとご一緒に、みんなで集まる食事の楽しみに、いつものごはんのちょっとした贅沢に、手作りバターはいかがですか?




