ヨーグルトマニア向井智香が milushiで掲げる2つの目標

はじめまして!

ヨーグルトマニアの向井智香(むかいちか)と申します。

記念すべき最初の記事。まずは自己紹介を兼ねて、「ヨーグルトマニア」という生き方についてお話しさせてください。

ヨーグルトは毎日食べていたけれど・・・

向井 智香 2歳

生まれは大阪。

「要領の良さ」と「負けず嫌い」の2大要素を兼ね揃えたザ・末っ子として誕生し、常に3つ上の兄の背中を追いかけ回しながら育ちます。

赤ちゃんの頃から(!?)便秘が酷かったわたしの体を気遣ってか、母はいつもヨーグルトを冷蔵庫にストックしてくれていました。

毎日のように好んで食べてはいましたが、商品を選ぶという感覚はなく、冷蔵庫にあるもので満足。

自分で購入する年齢になっても深く考えず、食べ慣れたものや安いものを手に取るごく一般的な消費者でした。

日本初のギリシャヨーグルトにビビビ!

パルテノ
自分で蜂蜜をかける体験も新鮮

そんなある日のこと。

2011年に森永乳業さんから日本初のギリシャヨーグルト パルテノ様(と敬意を込めて呼ばせていただいております)という商品が発売され、わたしの中でビビビと衝撃が走ります。

スプーンを逆さにしても落ちない濃厚さ。

今までのヨーグルトとはまるで違う。

ヨーグルトにも種類があるということに気づき、定義や分類に強い関心を抱き始めます。

まだ知らない絶品ヨーグルトは他にもあるのではと、高級スーパーやアンテナショップを巡ってヨーグルトハンティング。

発見した魅力的な商品をSNSに記録し始めたのが、ヨーグルトマニアへの第一歩です。

わたしはヨーグルトヲタク

ヨーグルトワークショップの様子
ワークショップの様子

当時のわたしはそれが仕事になるとは思っておらず、自分のことはヨーグルトヲタクと表現していました。

SNSのアカウントがyoghurt_freakなのはまさにその「ヲタク」的アイデンティティから。

ただただ好きで、熱狂的に食べて記録するのが生き甲斐。

何度かワークショップも自主開催してはいましたが、それはヨーグルトの仲間作りという動機からで、サークル活動に近いようなもの。

ですがこの熱狂的な活動はいつしかメディアの目に留まるようになり、わたしのアイデンティティは「ヨーグルトヲタク」から「ヨーグルトマニア」へと移り変わっていきます。

マニアは何を求められている?

当時のテレビ業界はマニアブーム。

特定のものへ熱狂している一般人を「マニア」として取り上げ、一風変わった私生活を追う番組が乱立していました。

そんな番組に引っ張りだこになる中でヨーグルトマニアと呼ばれることが増え、「マニア」という響きに込められた意味を深く考えるようになります。

辞書的な意味では「ヲタク」も「マニア」もさほど変わらないはずですが、メディアで「ヨーグルトマニア」として扱っていただく際には、単なる熱狂的な消費者ではない何かを求められているように感じていたのです。

酪農・乳業の現場が教えてくれたこと

牧場見学の様子

同時期、わたしは「全国ヨーグルトサミット」というイベントへの登壇をきっかけに業界の方々と知り合い、全国の酪農・乳業の現場を巡って勉強をさせていただくようになります。

それまで机の上で得ることのできたヨーグルトの知識は「菌」や「発酵」などの健康情報が中心。

ですが、外へ出て情報収集を始めると、なぜここにフォーカスが当たってこなかったのかと思うほどに酪農は地域の産業として価値があり、大切な生乳を守るためにヨーグルトが作られてきた歴史がありました。

ただ「好き」を楽しむだけでなく、この業界に貢献したい。

そう思えた時に、「ヨーグルトマニア」の肩書きに託されているものがすとんと腑に落ちました。

ヨーグルトマニアとしてのマイルール

現時点でわたしが思う理想的な「ヨーグルトマニア」のあり方は次のとおり。

  1. あらゆる商品を網羅していること
  2. 独自の情報収集手段を持っていること
  3. 単なる感想ではなく“レビュー”が書けること
  4. 業界の課題を発見し、解決に向けて行動を起こせること
  5. 活動の根源が自己の承認欲求ではないこと

こんな硬いマイルールを胸に持ちつつも、プロの消費者としてカジュアルで身近な発信者であり続けるのが「ヨーグルトマニア」なのかな、と思っています。

そんなわたしに「おもしろたのしいWEBメディア」であるmilushiのお声がかかったのは、まさに天職!

milushiでの2つの目標

そんなわけで、milushiでの発信を通して達成したい目標は2つ。

  1. ヨーグルトや酪農・乳業にまつわるディープでマニアックな世界をカジュアルに発信する
  2. 日本のヨーグルト界を盛り上げ発展させる仲間を作る

当面はこれを目標に掲げ、記事執筆を中心に、時にイベント企画の可能性も探りながら発信活動に励んでまいります!

「こんな記事が読みたい」「こんな企画を考えてほしい」などのリクエストがあれば、SNSなどで気軽に投げかけてください。

記念すべき初回記事、最後まで読んでいただきありがとうございました。

これからどうぞよろしくお願いします!!

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