ヨーグルトをもっと楽しむためのアイデア道具(後編)
こんにちは!
ヨーグルトマニアの向井智香(むかいちか)です。
現在milushiでは、milushi みるし アイデアコンテスト2025を絶賛開催中!
各ライターが設定したお題に対してアイデアを考えて応募し、選考・投票を勝ち抜いた各1名様のアイデアが実現されるというものです。
豪華景品あり🙌
わたしはヨーグルトをもっと楽しむためのアイデア道具を募集させていただいており、その参考になりそうな記事を前後編に分けてお届けしております。
前編はこちら → ヨーグルトをもっと楽しむためのアイデア道具(前編)
記事をご覧いただき、思いついたものがあればぜひご応募ください!
小さなお玉
チャック付きの大容量アルミパウチ容器からきれいにヨーグルトを取り出すのは至難の業。

そこでわたしが愛用しているのが小さなお玉です。
大きなスプーンでは持ち手の長さに限界がありますし、垂直に持ち上げるという点ではお玉の形状の方が圧倒的に便利。
アルミパウチヨーグルトはもっちりとした食感の商品が多いので、お玉でまるっとすくってそのまま器に盛れば組織が崩れずビジュアルも良しです。
すくい上げるときのコツは、ヨーグルトを切ること。
お玉を持っているのとは反対の手をパウチに沿わせ、その手にお玉を押し当てるようにすれば、もっちりとしたヨーグルトがプリッと切れてくれます。
これでチャックへの付着も軽減できて衛生的!

アルミパウチヨーグルトを製造されていらっしゃるメーカーさんの中には、専用のレードル(お玉)を販売しているメーカーさんも。
こちらは岩泉ホールディングスさんからご提供いただいたものなのですが、木工職人さんが一つ一つ手作りしているもので趣があります。
こだわりの道具を使うと、食体験の質が上がるようなワクワク感がありますね。
一般的な鍋料理用に作られているお玉と比べて柄の長さが2倍近くあるのも便利!
ホーロー容器
もう1つ、岩泉ホールディングスさんからの頂き物を紹介させてください。


それがこの容器。
毎回アルミパウチからヨーグルトを取り出すのが面倒、という声に応えて開発されたものです。
アルミパウチのいいところは光や匂い移り、酸素の劣化を防いでくれること。
タッパーに移すとせっかくのアルミパウチヨーグルトの特徴が損なわれるようで気になっていたのですが、この容器はホーロー製。
金属にガラスの釉薬を焼き付けた素材のため、酸に強く匂いがつきづらいのが特徴です。
ふたの密閉性も高いので、酸素の劣化も最小限。
1kgのヨーグルトがすっぽり入るので、最初に移し替えてしまえば後がとっても楽です。
スプーンひと匙から簡単に取り出せるとなると、ちょい足しレシピなどにも積極的に使えるようになりますね!!
チャッククロージャー(仮称)

正式名称の情報にたどり着けず勝手に名付けてしまいました🙏
アルミパウチ容器のチャックをきっちり閉めそびれたことはありませんか??
ヨーグルトが酸素に晒されていると、風味が劣化したり、乳酸菌の死滅が進んでしまう可能性があります。
そんな時に便利なのがこの子!
チャックの端にセットしてスライドするだけであら不思議。
チャックが全部閉まっています!!
手でプチプチ閉めるよりも確実な上、驚くほどに軽い力でスライドができるので、老若男女みんなにおすすめ。
わたしはとあるご当地ヨーグルトのお取り寄せのおまけで入手したのですが、未だ単品で市販されている状態には出会えておらず。
目撃情報求ムです。
スクイーザー

それでも最後に立ちはだかるアルミパウチ容器の課題。
\ 内側に残ったヨーグルトをきれいに取り出したい /
わかります。めちゃくちゃわかります。
手を刀にしてしごいてみたり、机の角を活用してみたり、あの手この手。
そんな課題を解決すべく見つけたのがスクイーザー!
レトルト食品などに活用するもののようですが、アルミパウチヨーグルトもバッチリ適応。


パウチのサイズにもよりますが、大体の商品は半分に折って挟んでスライドさせるのみ。
自分で撮影したので片手になっちゃいましたが、実際は右手でスクイーザーを固定しつつ、左手でパウチを斜め上に引き上げて使います。
内側に溜まったヨーグルトがみるみる出てきて快感!
いつかどこかのメーカーさんからヨーグルト専用のデザインで出ないかなぁと心ときめかせております。
ヨーグルトの本
最後は宣伝も兼ねて・・・弊著『ヨーグルトの本』!

300種類以上のヨーグルトを図鑑のようにご紹介しています。
それぞれのヨーグルトの特徴や開発背景、各地での酪農の歴史などのストーリーとともにヨーグルトの深みを味わってみませんか。
ヨーグルトを食べるときに直接使用する道具ではありませんが、手元で参照していただくことで、ヨーグルトをもっともっと楽しんでいただけるようにと想いを込めて書き上げました。
2022年に出した本なので、書店での在庫は見つけづらくなっているのですが、大手通販サイトなどでご入手いただけるほか、図書館にも多く所蔵いただいております。
出版元のエムディーエヌコーポレーションさんのサイトでは中身をチラ見することもできますので、よろしければぜひ。
ヨーグルトの本 | エムディーエヌコーポレーション
掲載商品の中には終売してしまったものもあるので、またいつか新たな本を出せるように頑張らねばです。
最後に
アイデア道具前編・後編で計8点のご紹介、いかがでしたでしょうか。
milushi みるし アイデアコンテスト2025では、皆様からの柔軟なアイデアを募集しております。
直接使用する道具の他に、本のようにお供にしていただくものも大歓迎。
皆様の「あったらいいな」をぜひお聞かせください✨